特殊形状の微細精密加工について
「超硬加工.COM」では、保有している精密マシニング加工や放電加工、ワイヤー放電加工、成形研削加工、プロファイル研削加工の技術を組み合わせることで、他社では実現不可能な複雑形状の精密加工品、微細加工品の製作を行っています。もちろん、微細孔加工や微細溝加工に代表されるような加工も行っているのですが、それらに必要となる加工技術を掛け合わせることで1つの加工方法では不可能な加工を可能にしています。また、加工素材もステンレスやアルミだけではなく、ニッケルやチタン、タングステン、モリブデン、サーメットなどの難削材やレアメタル、超硬、セラミックス、マシナブルセラミックスなどの複雑で特殊な形状の精密加工、微細加工に対応しています。
特殊形状の微細精密加工とは
これまで行った特殊形状で代表的なものは、パイプへの超微細孔加工を行ったシャープペンシルの芯よりも細い微細パイプ品(孔径:10-φ0.10±0.01)や、先端を異形状にし2段構造になっているスナップ刃(厚み0.2mm~1.4mmで公差レンジ5μm)、微細ワイヤーカットによるギア部の加工精度+0.003mmのモジュールギアなどです。微小・微細なワークへの微細加工はもちろん、ミクロンレベルの公差に収める超高精度精密加工も行っています。
特徴① | 孔径:10-φ0.10±0.01の微細パイプ加工品 |
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特徴② | 厚み0.2mm~1.4mmで公差レンジ5μmを実現した異形状スナップ刃 |
特徴③ | ギア部の加工精度+0.003mmのモジュールギア |
精密加工、微細加工であれば、角物(ブロック、ソリッド)でも丸物(バー材、引物)でも対応しています。製品化になる前の開発案件であっても技術サポートを行った実績が多数ありますので、最適な条件に合うように提案を行うことも可能です。
超硬加工.COMによる「 特殊形状の微細精密加工 」の事例
微細な切削加工、放電加工、研削加工と研磨加工によって複雑形状品、異形状品の製作を行っています。最適な加工方法を適用することでお客様のイメージをカタチにします。