面粗度記号の対応表
JIS記号には複数の面粗度記号が存在します。様々な面粗度記号が用いられているため、図面によって異なる面粗度記号が使われているケースも少なくありません。このような場合、使われている面粗度記号を比較し換算する必要がある場合があります。
< 面粗度記号の対応表 >
Ra、Rzの計算式は異なるので、厳密に換算することは難しいのですが、概ね下の表のような換算が成立します。また、下の表には、面粗度と仕上げ面やワークとの対応も記載しています。
JISにおける面粗度記号
面粗度は、かつては三角記号を用いて簡略的に規定していました。しかし、二度の改正を経て、現在のように数値で詳細に規定できるようになりました。ただし、三角記号や旧JIS記号も現在の図面で使われているケースもありますので、注意しなければいけません。また、面粗度の要求がある場合、下記のような記号を使用します。必要に応じて、記号内のaからgに要求する表面の状態を記入していきます。
当然、面相度を極めた際にサイズや厚みを精度よく仕上げないといけませんので、当社ではマシニング加工と平面研削加工を以下のように使い分けています。
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